学びたいことや将来の目標は決まっていても、プログラムが多すぎたり、似たようなプログラムがあったりして、どれを選択すべきか迷うかもしれません。ここでは、自分に合ったプログラムを専攻を見つける方法を紹介します。
1. 学びたいこと(テーマ)を決める
植物、バイオ、食品、栄養、環境、開発などのように、自分が学習したいテーマを決めましょう。
2. テーマに合いそうなプログラムと専攻を探す
こちらのページで、ワーゲニンゲン大学で学ぶことができる、修士プログラムの一覧を確認します。自分のテーマに合うプログラム名をクリックし、どのような専攻(Specialisation)があるのかを確認しましょう。各プログラムのページを見ると、そのプログラムの中にどのような専攻があるかを確認できます。
3. 具体的に検討する
テーマに合いそうなプログラムと専攻が見つかったら、それが本当に自分の興味や目標に合致するか、以下の方法で具体的に検討します。
3-1. 履修計画を立ててみる
3-1-1. Academic Year(学習年度)を確認する
本学のAcademic Year (学習年度)は6つのピリオドからなります。ピリオド1、2、5、6は8週間、ピリオド3と4は4週間です。各ピリオドでは、午前中に1つと午後に1つ、あるいは全日で1つのコースを履修します。各コースは、講義、グループワーク、実地見学、試験などで構成されます。例年8月中旬に渡航して、9月1週目からピリオド1の授業を開始します。通常、修士号を取得するには、どのコースでも120単位(120ECTS = European Credits Transfer System)取得する必要があります。
3.1.2 ガイドラインをダウンロードする
こちらのページからGuidelines for studentsをダウンロードします。上記のカレンダーに合わせて自分の履修計画を立てるためのガイドラインです。
3.1.3 Study Handbookを活用する
Study Handbookには、各プログラムと専攻、そしてピリオドごとに必修コースや選択コースが掲載されています。Study Handbookを活用して、ステップ2で探した自分の興味のある、プログラムおよび専攻にどのようなコースがあるのかを確認してみましょう。
Study Handbookのページ上部にあるタブで、[Master]のタブ、該当するAcademic yearを選択します。続いて、入力フィールドに自分が興味のあるプログラム名を入力して検索します。
すると、検索フィールドに入力したプログラムのStudyhandbookが開きます。ここで、[Program Structure]をクリックします。ここでは、Master Development and Rural Innovation(MDR)を例に紹介します。
すると、Common Part(共通科目)とElectives(選択科目)のカテゴリが表示されます。ここで、展開ボタンをクリックして各カテゴリの個別のコースを表示します。
ここで、各コースのコード、名称、単位数、履修年次、ピリオド、備考が表示されます。一番上に表示されている「Introduction to Technology, Agro-ecology and Development…」というコースの場合、コードはCPT21304、単位数は4、1年目に履修する授業、ピリオド1の午前中に提供され、その下にあるCPT21304というコースと合わせて履修するということが分かります。また、MDRには必須科目が6科目あることが分かります。各コードをクリックすると、そのコースの詳細を確認できます。
また、必修科目(Compulsory)以外は、自分のプログラムとは異なるプログラムが提供するコースを履修できる場合もあります。StudyhandbookのCourseのタブを活用して検索してみてください。実際に履修できるかはStudy Advisorと相談する必要があります。
3-2. Study Advisorに相談する
本学にはプログラムごとに、Study Advisor(あるいはProgram Director)と呼ばれる人がいます。Study Advisorはプログラムの内容を熟知しており、学習に関して幅広くアドバイスをしてくれます。Handbookだけでは分からないこと、個別のプログラムや授業、専門的な内容について不明な点があれば、Study Advisorに問い合わせてみるとよいでしょう。Study Advisorには各プログラムのトップページからコンタクトすることができます。また、同じページにはそのプログラムに在籍している現役の学生にコンタクトすることもできます。以下の画像は、Environmental Science(MES)のトップページです。
3-3. 卒業生や在学生にアドバイスをもらう
本窓口にご連絡いただければ、興味のあるプログラムの卒業生や在学生を紹介できるかもしれません。ご希望の方は、こちらからお問い合わせください。
3-4. オンラインオープンキャンパスに参加する
本学では定期的にオンラインオープンキャンパスを開催しています。オンラインキャンパスでは、現地の学生やスタッフに直接質問することができます。スケジュールについては、ワーゲニンゲン大学公式ホームページ、または本窓口のトップページ、Facebookページをご参照ください。
3-5. 実際にキャンパスを訪問してみる
時間とお金に余裕があれば、実際にキャンパスを訪問してみるのもよいでしょう。その際には、Study Advisorや関連するプログラムの教員などとアポを取ることをおすすめします。日本人在学生に会いたい場合は、本窓口までお問い合わせください。